偽造の車検証の使用を助長したか　タイ人の男を逮捕　県警初摘発全国2例目

ニセの車検証のシールを知り合いの女性の車に貼ったとして、偽造検査標章使用の疑いで、タイ人の男が10月23日、警察に逮捕されました。ニセの車検証に関する摘発は茨城県警では今回が初めてで、全国では群馬県警に続いて2例目だということです。逮捕されたのは、古河市仁連の工員で、タイ人のカムムック・ブンルー容疑者43歳です。

県警交通指導課の調べによりますと、ブンルー容疑者は今年5月、輸入した偽造車検証のシールを、タイ人の女性の車に貼り、偽造シールを使用させた疑いが持たれています。警察の調べに対し、ブンルー容疑者は容疑を認めており、「転売するためにやった」と供述しているということです。警察は偽造シールを23枚押収していますが、ブンルー容疑者が「50枚ほど輸入した」と供述していることから、他の外国人にも転売していたとみて捜査しています。