地域公共連携ライドシェア　新規乗車 無料お試し券 年末まで　牛久市 利用増強化

自家用車を活用して一般ドライバーが送迎する県南西の4市の「地域公共ライドシェア」の取り組みで、牛久市が無料お試し券を使った配車体験キャンペーンを始めました。12月27日まで実施し、多くの住民の利用促進を狙います。

ライドシェアは、利用者がスマホのアプリや電話で配車を依頼し、登録したドライバーが迎えに行きます。事業を開始した1月末からの利用を牛久エリアで見ると、8月末現在で57件で、伸び悩んでいるということです。このため、利用増を目指しキャンペーンを行うことにしました。キャンペーンでは、新規利用を登録した住民のうち、まだ利用していない人を対象に無料お試し券を配布し、「お出掛けのきっかけに」としています。

「地域公共連携ライドシェア」は、タクシー不足が続く中、牛久市を含む、つくば市、土浦市、下妻市の4市が連携して実施する、自家用車や一般のドライバーを活用した、有料で人を運ぶサービスです。交通空白地域の解消が期待されます。