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2025年10月16日(木曜日)

茨城県医師会 学校での健康診断 心情に配慮しつつ診察のため理解呼びかけ

茨城県医師会は10月16日学校で行う健康診断で、正確な検査や診察のため、必要に応じて医師が体操服や下着の下から聴診器を入れる場合があるとして理解を求めました。これは、文部科学省が今年1月に出した健康診断実施のための通知に基づいて、県医師会としても呼びかけたものです。 

学校での健康診断では医師が体操服や下着をめくって診察したり、聴診器を入れたりすることに対して、一部の保護者から疑問の声が挙がっていました。しかし、県医師会によりますと、背中や胸、心臓の病気や皮膚の疾患を確認する際に服を着たままでは診察をするのが困難な場合があるということです。県医師会は、児童や生徒が健康診断を受ける際の周囲の環境や心情に配慮した対応について、学校医と相談することや、事前に保護者の理解を得ることを各学校に求めています。また、保護者に向けては「正確な検査や診察のため理解して欲しい」と呼びかけています。

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