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2025年10月16日(木曜日)
「日本語から外国語に翻訳」窓口の会話 リアルタイム字幕表示 県内初導入 つくば市
つくば市役所の窓口に、言語や聴覚障害の壁を取り払う新たなシステムが導入され、外国人などが活用しています。このシステムは、言葉を瞬時に文字化してアクリル製のパネルに映し出す字幕表示システム「コトパット」で、茨城県内の自治体で初めて導入されました。
システムは8月に、市民窓口課に1台導入されました。つくば市によりますと、これまでは、英語以外の外国語はスマートフォンの翻訳機能に頼っていたため、時間がかかっていました。このシステムでは、日本語から134の言語に翻訳ができます。パネルには文字のほか、キーワードに反応して、マイナンバーカードや健康保険証などのイラストが映し出されるため、聴覚に障害を持つ人たちともスムーズにコミュニケーションを取ることができます。設置から2カ月間で、外国人による利用が10件ありました。