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2025年10月10日(金曜日)

森林利活用へネット投票を つくば市

つくば市は、森林の維持と有効な活用に向けた「モデル森林」の整備のテーマを、インターネットによる投票で決める取り組みを進めています。「アート」「音楽」「食」「スポーツ」など8項目を設定し、つくば市の「インターネット投票特設サイト」のQRコードで、10月20日までの投票を呼び掛けています。

「モデル森林」は、所有者の高齢化などで荒れた森林が増える中、持ち主も使う人も価値ある活用法を生み出そうと整備するものです。両者をマッチングする「森林バンク制度」に登録された170カ所から選びます。「登録者を増やしたい」という思いも背景に「みんなで創る森プロジェクト」を実施していて、市内外を問わず、多くの投票への参加を呼びかけています。つくば市は「スーパーサイエンスシティ構想」の一環として、国に公職選挙でのネット投票の実現を求めています。ネット投票を体験してもらうことで、今後の市政に活かしたいとの狙いもあります。今回の「モデル森林」への投票は15歳以上なら投票が可能で、マイナンバーカードとマイナカードを読み取るつくば市のスマートアプリ「つくスマ」が必要ということです。

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