20年ぶりに下水道料金値上げへ　つくば市　来年4月、下水道管の老朽化や施設更新

つくば市は10月9日、老朽化した下水道施設の更新や運営コストの増加に必要な財源を確保するため、来年4月から20年ぶりに下水道料金を値上げすると発表しました。

改定後の下水道使用料は、2か月で、学生や独身、1人暮らしの高齢者といった単身世帯の場合、770円、3人世帯の場合、1100円上がるとしています。今回の改定では企業や団体などの大口使用者よりも一般家庭への影響が大きいため、「激変緩和」措置をして市民の負担を抑えます。下水道事業はこれまで、一般会計からの繰り入れや、借金である企業債に頼って、黒字化をしてきました。今回の料金改定は来年度から2031年度までの6年間ですが、その後については、分からないということです。