「花飾られる小部屋」「昭和の風景再現」 小さな世界表現　つくばでミニチュア作家展

茨城県つくば美術館で、懐かしい風景をテーマにした様々なミニチュアやドールハウスの展示会が始まりました。この展示会では、県内で活動する8人の作家による35点の作品が公開されています。

昭和の喫茶店に並ぶメロンソーダや、アコースティックギターが置かれた部屋など、昔懐かしい情景が驚くほど精密に再現されています。

直径1センチほどの花など細部にまでこだわった「超絶技巧」によって、まるで人がそこで生活しているかのようなリアルな世界が小さな空間に広がっています。磁器や木材、樹脂粘土など多彩な素材を巧みに使い、緻密でありながら遊び心あふれる世界観を表現しており、訪れた人々はその小さな模型の魅力に見入っていました。

「ミニチュア・ドールハウス作家展」は、10月13日まで開かれています。展示の観覧は無料です。