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2025年09月30日(火曜日)

常総市のモスク放火 懲役5年

常総市内にあるイスラム教のモスクの空き部屋に火を付け、放火などの罪に問われた鉾田市の無職、田山翼被告22歳の判決公判が9月30日、水戸地方裁判所で開かれ、山崎威裁判長は田山被告に懲役5年の有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと、田山被告は、去年3月30日午前7時40分ごろ、常総市本石下のイスラム教のモスクに侵入し、建物内にある募金箱を盗もうとしましたが失敗したため、募金箱に付いた指紋などの証拠を消そうと、ライターで部屋にあった布に火を付けたものです。判決の中で、山崎威裁判長は「犯行を決断する判断に軽度の知的障害が影響した可能性は否定できない」として、検察の求刑7年に対し、懲役5年の有罪判決を言い渡しました。

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