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2025年09月30日(火曜日)

JCO臨界事故発生26年、東海村で黙とう

東海村にある核燃料加工会社「JCO」で起きた臨界事故から9月30日で26年となり、東海村役場では、山田修村長が職員に対し、「原子力防災は村の重要な責務」などと訓示しました。26年前の1999年9月、東海村にある核燃料加工会社「JCO」では、核分裂反応が連続して起きる「臨界」が発生し、作業をしていた社員2人が死亡し、救助活動をした消防隊員や周辺住民など663人も被ばくしました。

東海村役場では、原子力視察研修室に幹部職員や事故を経験していない若い職員などあわせて115人が集まり、犠牲者へ1分間の黙とうをささげました。今年の春、村の職員になった23才の女性職員は「パニックも想定し、村民からの相談に冷静に対応したい」と話しました。

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