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2025年09月29日(月曜日)

大井川知事、自民新総裁には特に社会の分断回避を

後半戦に差し掛かった自民党総裁選挙について、茨城県の大井川知事は、特に社会の分断を招かない努力を次期総裁には求めたいとの考えを明らかにしました。これは、9月の定例会見で記者団の質問にこたえたものです。あわせて、所得や資産が少なく結婚したくても経済的に難しい世代が物価高に煽られ、不安と不満のマグマが溜まる兆候にあると語りました。さらに、低下し続ける産業競争力の強化も必要としました。

自民党の総裁選挙は、10月4日の国会議員投票を前に党員投票が続いており、党では10月1日までに投函するよう呼びかけています。茨城県連は、立候補者5人に対する国会議員の支持傾向が分散していることなどから、党員投票では、一部の候補を推薦することなく「自主投票」とすることを決定しています。茨城県内で党員投票の権利を持つ人は2024年まで、直近2年間の党費を納めている人が対象で、合わせて3万9000人から4万人です。結果は4日の開票で判明します。

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