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2025年09月19日(金曜日)
つくばなどの突風 気象庁原因調査 片付けも
茨城県南部で発生した突風被害から一夜明けた9月19日、つくば市など現地では、気象庁が被害の原因調査を始めました。18日の突風では、つくば市花室で2階建てのプレハブの建物が1階部分から倒壊しました。けが人はいませんでしたが、他にも、住宅の屋根瓦や小学校の窓ガラス、解体工事現場でも足場が崩れました。
花室の現場では片付けが進められていたほか、水戸地方気象台の職員4人が、調査をしました。
市の担当者からは被害状況を聞き取りました。
境町の認定こども園「境いずみ保育園」でも突風とみられる影響で、園内の樹木が折れる被害が出ました。水戸地方気象台はつくば市と境町で被害の状況の確認のほか、当時吹いていたとみられる突風の強さ、竜巻が吹いた可能性があるかどうかを含め、詳しい状況を調べています。気象庁によりますと、前線や湿った空気などの影響で、茨城県では当時、「竜巻注意情報」が全域に発表され、突風も吹きました。最大瞬間風速はつくば市で午後3時前に18.7メートルを観測していました。