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2025年09月18日(木曜日)
常総市イスラム教のモスク放火 検察は懲役7年求刑
去年(2024年)3月、常総市で、イスラム教のモスクに火を付けたとして、放火などの罪に問われている鉾田市の無職、田山翼被告22歳に対する論告求刑公判が9月18日、水戸地方裁判所で開かれ、検察側は「身勝手な犯行だ」として懲役7年を求刑しました。弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。
起訴状などによりますと、田山被告は、去年3月30日午前7時40分ごろ、常総市本石下にあるイスラム教徒2人が住むモスクに金を盗む目的で進入し、部屋の一部にライターで火を付け、放火の罪に問われています。18日の公判で、検察側は、「身勝手な犯行で、被害結果への責任は重大だ」として田山被告に懲役7年を求刑しました。一方、弁護側は、「被告人は犯行の責任を認め更生の意欲も見せている」として執行猶予付きの判決を求めました。判決は、9月30日に言い渡される予定です。