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2025年09月16日(火曜日)

地価調査 県平均は4年連続で上昇 茨城県

茨城県内の今年の土地価格は4年連続で上昇し、上昇幅も前の年より拡大しました。茨城県土地調査でわかったもので、つくばエクスプレス沿線や圏央道周辺の地価の大幅な上昇が止まらず、常磐線沿線の県南部にも波及したとみられています。

地価調査は、今年(2025年)7月1日時点の住宅地や商業地など県内547地点を対象にしました。それによりますと、全ての用途の平均は1平方メートル4万1700円で、前の年より1600円、率にして1.3パーセント上昇しました。用途別では住宅地が3年連続で、商業地が4年連続で上昇しました。工業地は10年連続で上昇し、上昇幅は去年よりも拡大しました。その他の地区でも変動率の好転や、下落幅の縮小という効果がみられるということです。

なお、地価が最も高かったのは、商業地はつくば市研究学園5丁目で39万円、住宅地はつくば市吾妻1丁目で24万8千円、工業地は守谷市百合ヶ丘1丁目の8万1000円でした。県庁所在地の水戸市の地価は商業地や住宅地を中心に平均で0.1%上昇しました。

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