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2025年09月12日(金曜日)

浴槽に沈め娘殺害認める 25歳男、前橋地裁で初公判

2022年に生後間もない娘を浴槽に沈めて殺害したとして、殺人などの罪に問われた男に対する裁判員裁判の初公判が、9月11日、前橋まえばし地裁で開かれ、男は起訴された内容を認めました。
この裁判は2022年6月、当時住んでいた茨城県常総じょうそう市のアパートで、生後間もない娘を浴槽の湯に沈めて溺死させ、翌日、袋に入れた遺体をごみ捨て場に遺棄したとして群馬県中之条町なかのじょうまちの無職、森田大和もりた・やまと被告25歳が殺人と死体遺棄の罪に問われているものです。
11日の初公判で森田被告は「間違いありません」と起訴された内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、森田被告が同居の女性に「施設に預ける前に薬を飲ませて眠らせる」とうそをつき、 娘を殺害したと指摘しました。一方、弁護側は、森田被告が両親と不仲だったため子育ての支援を求められなかったなどとして「精神的に追い込まれて殺害した」と訴えました。(共同)

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