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2025年09月09日(火曜日)
常総市モスク放火 22歳の男の初公判 起訴内容一部否認
2024年3月、常総市内にあるイスラム教の礼拝施設「モスク」に進入し、建物の一部を焼失させたなどとして、現住建造物等放火などの罪に問われている田山翼被告22歳の初公判が9月9日、水戸地方裁判所で開かれました。田山被告は、放火の事実については認めたものの、建物内に人が住んでいるかどうかについては、「知りませんでした」と述べ、 起訴内容を一部否認しました。
起訴状などによりますと、田山被告は、2024年3月30日の午前7時40分ごろ、ムスリム2人が住む常総市内のイスラム教のモスクに進入し、ライターで火を放ち、部屋の一部を焼失するなどとして、現住建造物等放火の罪などに問われています。田山被告は、罪状認否で、建物を放火した事実については「間違いありません」と認めたものの、建物内に人が住んでいることに関しては、「知りませんでした」と起訴内容を一部否認しました。
9月18日に論告求刑公判が開かれ、判決は30日に言い渡されます。