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2025年09月03日(水曜日)

東海村長選挙、現新あわせて3人が立候補

任期満了にともなう東海村の村長選挙が、9月2日告示され、現職と新人あわせて3人が立候補しました。任期4年の今回の村長選挙では、2026年末に工事完了予定の東海第二原発の再稼働の是非が大きな争点です。立候補したのは、いずれも無所属で、届け出順に新人で元法律事務所事務局長の大名章文氏69才と4期目を目指す現職の山田修氏64才、それに、新人で介護福祉士の根本華奈氏34才の3人です。

今回の選挙戦で、新人の大名氏は、村政の刷新を強調し、その公約として「住民合意のない再稼働は認めない。学校給食の無償化、農業後継者の育成、国保税や介護保険料の値下げ、ハラスメントをなくすこと」などと訴えています。

4期目を目指す現職の山田氏は、「東海第二原発の再稼働は必要。わかもの主体の活動やオンライン化の加速、高齢者を孤立させないことなど新しい価値観のムラ作り」を訴えています。

新人の根本氏は、電気代抑制や産業育成の視点で東海第二原発の再稼働に賛成で、アンケートや住民投票を通じて議論を進めるべきとし、無農薬食材を活用した給食の導入や授業料無償化を公約に掲げています。

東海村長選挙は、茨城県知事選挙と同じ9月7日に投票、即日開票されます。1日現在の選挙人名簿登録者数は3万1583人です。

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