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2025年09月01日(月曜日)
特定技能外国人の派遣会社が農家向けに 説明会を実施
人手不足が深刻な特定の産業分野で、外国人を適正に雇用してもらおうと、茨城県外国人適正雇用推進室はこのほど、特定技能外国人の派遣会社による、農家向けの説明会を茨城県水戸合同庁舎で開きました。説明会は、午前と午後の2回行われ、県内の農業法人や農家などから合わせて57人が参加し、派遣会社の説明に耳を傾けました。
東京入国管理局が認知した茨城県内の不法就労外国人は去年1年間で、およそ3500人と全国で最も多く、そのうち4分の3は農業従事者でした。茨城県外国人適正雇用推進室の渡辺幸広室長は、「収穫期など一定の時期だけ人手が多く必要になる農家は、不法就労の外国人を雇ってしまいがち。このような状況に悩む農家を支援したい」と話しました。