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2025年09月01日(月曜日)

国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」 関連の品展示 JAXAが譲渡 筑西

筑西市のテーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」で、ISS・国際宇宙ステーションを構成する「日本実験棟・きぼう」に関連する15の物品の展示が始まりました。

貴重な乗り物などを展示する乗り物エリア「ユメノバ」で8月25日、「きぼう」の開発に携わったJAXA・宇宙航空研究開発機構有人宇宙技術センター長の永井直樹さんが、報道陣に解説しました。

展示品は15点あり、このうち、「きぼう」が製作される前に実験的に作られた試験用モデル「船内実験室」や、宇宙空間で実際に使われた実験装置を運ぶ「船外パレット」「船外実験プラットホーム」「ロボットアーム」の4点は、日本航空宇宙学会から航空宇宙技術遺産に認定されています。とくに「船外実験プラットホーム」は、ブラックホールの科学実験などに使われます。いずれもJAXAが譲渡し、8月、筑波宇宙センターから搬入されました。「ユメノバ」ではこれまでにも、宇宙に関連した乗り物を展示してきました。今後「船内実験室」の内部にも入れるように整備を進めます。

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