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2025年08月28日(木曜日)

「青洲会」市有地への新病院の建設断念 資材高騰で資金不足 かすみがうら

かすみがうら市がJR神立駅近くに移転建設を目指していた「神立病院」について、病院を運営する社団法人「青洲会」が建設費用の高騰を理由に建設を断念したことが分かりました。そして、かすみがうら市の宮嶋謙市長は8月28日、記者会見で今後の方針を明らかにしました。

市と青洲会は2年前に基本協定書を結び、老朽化している現在の「神立病院」をJR神立駅の西側に市が所有している土地に移転する計画でした。かすみがうら市内で初めてとなる産科の開設も目指していました。かすみがうら市によりますと、8月、「青洲会」から工事費の高騰により、基本協定を解除したいと申し出があったということです。今後、民間の参入意欲などを図る調査を行ったうえで、民間事業者から提案を募るということです。

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