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2025年08月27日(水曜日)
鯉淵学園で研修生と食改さんが調理実習 計36人が野菜たっぷりのメニューを学ぶ
水戸市にある農と食の専門学校「鯉淵学園」で、8月27日、研修生と食生活改善推進員の通称「食改さん」が一緒に調理実習を行うセミナーが開かれ、参加した36人が野菜をたっぷり摂取できるメニューを学びました。食改さんは地域の健康増進を支える活動をしているボランティアで、2024年から県内の学校などと連携し、若い世代への食に関する意識の呼びかけも行っています。
27日のセミナーでは、野菜の表記に関する講義を受けた後、牛肉とセロリの梅じそ混ぜご飯や夏野菜と厚揚げの揚げ漬けなど、野菜をたっぷり摂取できる4品を調理しました。
茨城県食生活改善推進員協議会の真家栄子会長は研修生について、初めて会った人でも十年来の友人のようで、きょうの料理はおいしく、楽しく、目的が果たせたのではと、話していました。
厚生労働省が健康づくりのために提唱した「健康日本21」では、1日に350グラムの野菜を食べることが目標にされていますが、日本人の平均は280グラムで多くの人が不足しています。真家会長は参加者に期待することについて、簡単でおいしい野菜の食べ方を地域に広めてほしいと話していました。