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2025年08月27日(水曜日)
10の園と店舗でカフェ巡り スイーツも 奥久慈茶でおもてなし 大子町
北限の茶の産地として知られる大子町で、今年も9月3日から「奥久慈茶カフェめぐり」が始まります。奥久慈茶業組合の3か所の茶園のほか、7店舗が参加します。
各茶園内にカフェスペースが設けられ、「奥久慈茶」と地元の特産品を使ったスイーツが楽しめます。第1弾は9月15日までの開催です。
今回も奥久慈茶業組合と、大子町地域おこし協力隊OBが、大子町に訪れた人を地元の特産品でもてなそうと企画しました。
茶園ごとに提供されるスイーツは異なり、「奥久慈りんごのババロア」、「ミニおやき」、「りんご園で焼いた濃厚タルト・タタン」などが用意されています。
4店舗を巡りイベント用のシールを4枚集めると、特典として、「オリジナル焼き印コースター」が、また、3か所の茶園と7店舗全て巡ると、ヒノキ産の升が、それぞれプレゼントされます。イベントの発案者である大子町地域おこし協力隊OBの益子弥生さんは、「生産者から茶の話を直接聞けるようなイベントにしたかった。たくさんの茶園があるが、それぞれの味の違いも楽しんでほしい」と話しました。「奥久慈茶」は日本最北限の茶の産地で、低温多雨の気候と冬の寒さの中で育ちます。水色が濃く、香りも味も強くて濃い茶です。