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2025年08月21日(木曜日)

まつりつくば ごみ「もち帰り」スタイル導入 ごみステーションも同時設置

つくば市は毎年、大量のごみの後始末に悩まされる夏祭りの「まつりつくば」について、今年から客にごみの持ち帰りを呼び掛ける取り組みを始めます。「持ち帰りスタイル」と打ち出してごみ袋を配り、ごみステーションの利用呼びかけと合わせ、ごみの散乱防止対策に当たります。

今年の「まつりつくば」は8月23日と24日の2日間、つくば駅周辺や、つくばセンター広場などを会場に行われます。去年は2日間で48万人が訪れましたが、賑わいの対価として毎年問題になるのが、「箸」や弁当箱の発泡スチロールの容器など10トン以上にのぼるごみの山です。そこで今年は、会場内に設置する18か所のごみステーションの利用に加えて、来場者にごみの持ち帰りを呼び掛けることにしました。当日は、祭りのスタッフや筑波大学の学生などが中心となって持ち帰り用のごみ袋を配布します。

つくば市は、二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す環境省の「脱炭素先行地域」に指定されています。

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