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2025年08月08日(金曜日)
高校生が原爆被爆体験者の紙芝居に挑戦 原爆パネル展は8月17日まで茨城県庁で開催
80年前、人類で初めて使われた広島の原子爆弾による被爆者の体験を元にした紙芝居の朗読が、8月8日水戸市の茨城県庁で行われました。原爆の紙芝居を上演したのは、水戸二高の生徒3人と朗読団体「オリーブ」の皆さんです。
この取り組みは、茨城県と県原爆被爆者協議会が毎年この時期に行っているものです。
紙芝居は被爆者である水戸市の茂木貞夫さん91歳の体験を基に作られました。広島に原子爆弾が投下された昭和20年、1945年8月6日の様子や終戦後に潮来市に引っ越してきたこと、茂木さんが原爆の実相を語り続ける活動が描かれています。
県では、県庁2階の県政広報コーナーで8月17日まで、広島と長崎の原爆に関する写真パネル展を開いています。核戦争の悲惨さや原爆投下の歴史を風化させず、次の世代に伝えていきたいとしています。