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2025年08月01日(金曜日)

茨城県職員子育て応援・女性活躍推進プラン 一昨年度より男性の育児休暇取得期間増加

茨城県の男性職員は2024年度、全員が育児休暇を取得し、前の年度より5日以上増加していることが県のまとめでわかりました。職員の子育て応援や、女性活躍の推進に向けた取り組みの状況を公表したもので、課長級以上の女性職員の割合も21.5%と、過去最高になりました。それによりますと、子どもが生まれた男性職員全員が、2024度に茨城県が独自に拡充した「育児に関する特別休暇」もしくは育児休業を取得し、合計取得期間は前の年度より5.6日増え、68.8日になりました。

県では、男性職員が配偶者と子どもを育てやすい環境を整えようと、去年4月に全国に先駆けて「新生児育児参加休暇」と「産後家族看護等休暇」を新設し、合わせて30日取得することができます。さらに2023年度までも整備していた、配偶者出産休暇や育児参加休暇を拡充、継続しました。この結果、産後8週間をカバーできるということです。

県は、管理職をはじめとした職員の意識啓発に取り組み、子どもが生まれる男性職員に対してこれらの休暇や休業制度の利用を引き続き働きかけたいとしています。また、女性職員の登用の拡大に関しては、2024年度の課長級以上の女性職員の割合が前の年度に比べて4.6ポイント増え、21.5%と過去最高となりました。

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