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2025年07月25日(金曜日)

第107回全国高校野球選手権茨城大会 準決勝 藤代、明秀日立が決勝へ

第107回全国高校野球選手権茨城大会は、7月25日、準決勝2試合が、ノーブルホームスタジアム水戸で行われ、第1試合は藤代が4対2で常総学院に、第2試合は明秀日立が7対2で霞ヶ浦にそれぞれ勝ち、決勝進出を決めました。

第1試合は、常総学院が1回表に1点先制しましたが、その裏の攻撃で藤代が、すぐに同点にしました。先に追加点を挙げたのは藤代、3回裏に2アウトから3番永野が長打でチャンスを作り、続く4番石岡のタイムリーで1点を勝ち越し。藤代はさらに5回裏にも、石岡のタイムリーなどで2点を加え、常総学院を引き離しました。常総学院は、毎回ランナーを出すものの、追加点を挙げることができませんでしたが、8回表に、三塁打を放った4番柳光を5番小澤が犠牲フライで返し、2点差にしました。しかし9回表の攻撃で、ランナー出せずにゲームセット。勝った藤代が、11年ぶりの決勝進出を決めました。

第2試合は、明秀日立が、1回裏、立ち上がりの制球に苦しむ相手投手をとらえ、5番佐藤のタイムリーヒット、7番清瀬の押し出しのフォアボールで2点を先制。2回裏にも、2番脇山のタイムリー3塁打などで2点を追加し、序盤で4対0と引き離しました。一方、霞ヶ浦は、3回表に4番大石のタイムリーヒット、5回表にも相手投手のワイルドピッチで点を重ね、2点差に詰め寄りました。しかし、その後も明秀日立が主導権を握り、6回裏は内野の乱れで追加点。7回裏に7番清瀬、8回裏に1番入江のタイムリーで点を重ねました。霞ヶ浦は、7回表に満塁のチャンスを作りましたが無得点に終わると、その後は反撃の糸口をつかめずゲームセット。明秀日立が3年ぶりの決勝進出を決めました。

第107回全国高校野球選手権茨城大会決勝、藤代対明秀日立の試合は、休養日をはさみ、7月27日午前10時からノーブルホームスタジアム水戸で行われます。

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