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2025年07月25日(金曜日)

「体育・スポーツ憲章」制定 筑波大  相互尊重と連帯へ国の新規事業化決まる

筑波大学は、スポーツなどに関する自らの基本理念を明文化した「体育・スポーツ憲章」を、制定しました。人材育成を柱に社会的意義を明確にしました。

スポーツなどを取り巻く環境が大きく変化する中、課題に取り組んでいく姿勢も打ち出しました。選手へ向けられる言葉の刃、ハラスメント行為、相次ぐ違法賭博の根絶へ、国では「スポーツ基本法」の改正に向けた議論が続きますが、背景には勝利至上主義などがあり、意識改革が急務となっています。筑波大学は運動部の運営にかかわる専門の部署を設け、スポーツが持つ多様な役割を問い直す活動を続けてきました。体育・スポーツ憲章では、体育やスポーツについて「学際的な教育研究の一環として改革し、未来を創造する」と明文化したほか、「多様な人々とともに、相互尊重と連帯を伴う活力ある社会の構築に寄与する」としています。

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