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2025年07月24日(木曜日)
京成百貨店の元社長斎藤貢被告の初公判 冒頭で起訴内容を否認
新型コロナウィルスの雇用調整助成金を国から不正に受給したとして、詐欺の罪に問われている、京成百貨店の元社長、齋藤貢被告67歳の初公判が、7月23日、水戸地裁で開かれ、齋藤被告は起訴内容を否認しました。齋藤被告は公判の冒頭で、「不正の指示をしていませんし、不正のことをそもそも知りません。」と起訴内容を否認しました。
起訴状などによりますと、齋藤被告は、2020年から翌年にかけ、当時の総務部長らと共謀し、従業員の休業日数を水増しした申請書を茨城労働局に提出し、およそ6億7千万円を不正に受給したとされています。水戸地方裁判所は、齋藤被告の部下である総務部長に2024年、懲役3年の実刑判決を言い渡し、東京高等裁判所で刑が確定しています。