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2025年07月18日(金曜日)
自家用車送迎や県外も交付対象に 要件緩和 高校生の通学支援金 つくば
つくば市は、市内の高校生の定期代を補助する通学支援金の要件を緩和し、県外の高校に通う生徒や、家族による自家用車での送迎の場合でも交付対象にしました。これまでの交付金額は自転車通学で年間1万円、バスや鉄道で3万円でしたが、今年度からは自転車通学を含めて一律に、年間で3万円となりました。
つくば市は人口が増加する一方で県立高校が少なく、市外の高校に通学している生徒が増えています。このため、通学支援金によって、片道6キロ以上離れた 高校に通う生徒を対象に支援が始まっています。バスや鉄道については、通学定期代が年間で10万円を超えている生徒を対象に年に3万円を交付していましたが、今年度からは定期券を購入していなくても3万円を交付します。つくば市によりますと、自家用車による送迎を受けて通学している生徒の保護者らから、制度が利用できないなどの声があり、要件の緩和を図ったということです。今年度の申請は7月1日から始まっています。