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2025年07月16日(水曜日)

つくば市内に検討の道の駅  候補地を池田地区に絞る 設置へ基本構想

つくば市内への設置が検討されている新たな道の駅をめぐり、つくば市は、候補地を市の北部・池田地区に絞って準備を進める方針を固めました。つくば市内の道の駅の設置構想をめぐっては、昨年度、立地の可能性があるかどうかを見極める「ポテンシャル診断」を実施し、4か所の候補地から市の北部・池田地区と、市の中心部の2箇所を選んで、アンケート調査を進めてきました。アンケートの結果、池田地区は賛成が82パーセントだったのに対し、市の中心部の上原・松野木地区は賛成が37%にとどまりました。賛成の理由については、「筑波山へのアクセスの良さ」や「地域経済の活性化」、「市政が中心部ばかりを重視しているから」などが挙がっています。

道の駅の機能について、防災機能の充実を目指すことに期待を示す意見がありました。池田地区の予定区域は筑波山に近く、国道125号と県道14号の交差点に位置しています。将来はバイパスの開通も予定されていて、「ポテンシャル診断」では、1年当たり23億円、5年累積で115億2000万円の経済効果を予測しています。今後、設置に向けた基本構想を策定し、具体的な検討をする予定です。

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