息の合った演奏に拍手　 つくば市立並木中吹奏楽部

つくば市の市立並木中学校吹奏楽部のサマーコンサートが、初めて、つくば市のノバホールであり、部員34人が息の合ったブラスサウンドを響かせました。並木中学校吹奏楽部は茨城県吹奏楽連盟主催の吹奏楽コンクールや民間の音楽コンクール地区大会で優秀賞を受賞しています。過去4回の公演は校内で開いてきましたが、300人を超える観客の収容が困難になったため、今年から会場をホールに移しました。7月開催されたコンサートは、3部構成で、賑やかなポピュラーステージを繰り広げました。会場では600人の観客が演奏に拍手を送っていました。

公立中学校の部活動の地域移行を加速させようとの動きが進む中、並木中学校の吹奏楽部も地域に開かれた1つの形を実現させようとしています。しかし、地域移行への実際の動きは運動部が先行し、　　　　文化部は進んでいないようです。活動資金の確保も大きな課題となっています。顧問の三井健嗣教諭によりますと、コンクールに参加する中学校の人数規模も年々縮小していて、小編成が目立っているということです。