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2025年07月11日(金曜日)
公園で手持ち花火解禁 つくば 2カ月限定
「公園で花火を楽しみたい」、そんな住民の声に応え、つくば市は7月と8月の2カ月に限り、市が管理する350の公園などで、手持ち花火の使用を解禁しました。つくば市の公園は住宅が立ち並ぶ地域に多く、騒音といった苦情対策などで、公園での個人の使用はこれまで、条例で禁止されてきました。いくつか条件があり、音が出るものや打ち上げ花火はできません。また、ゴミは必ず持ち帰ること、保護者など大人が同伴することなどを呼びかけることにしました。
市によりますと、花火ができるのは市が管理する市内の350の公園や緑地で、閉鎖の時間が決まっている洞峰公園、さくら交通公園を除きます。苦情などがあれば、市の職員が公園を巡回し、利用状況を把握することにしています。こうした取り組みは東京都内でも広がっており、一部の区立公園で試験的に解禁するなど、新たなルールづくりの試行錯誤が続いています。
また、子どもたちが夏休み期間中の8月14日と15日の夜には、つくば市役所の駐車場を一般開放し、手持ち花火を楽しめるようにするということです。