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2025年07月04日(金曜日)
自動車時価総額5000万円以上を盗んだか 日本人の男2人を送検
(写真提供:茨城県警)
茨城県警の合同捜査本部は7月3日、窃盗などの罪で刑が確定していた、日本人の男2人の余罪の捜査が、6月12日付で終結し、合わせて385件の罪状で送検したと発表しました。送検されたのは、住所不定無職の男53歳と、潮来市在住で無職の男53歳です。
茨城県警捜査3課によりますと、2人は、2023年1月から2024年10月にかけて犯行に及び、自動車窃盗と自動車窃盗未遂の、合わせて65件の罪で起訴され、すでに刑が確定しているということです。2人は、犯行グループのリーダーにあたる存在から指示を受けて犯行現場に向かい、盗む車のロックを、金属製の棒状のもので解除し、車に搭載されている盗難防止装置を無効化する装置を車内に取り付けて、車を盗んでいたということです。盗まれた車は合わせて50台で、時価総額は5000万円以上に及ぶということです。裏付けられた被害総額は、1億3200万円に上ります。盗んだ車は、県内の違法な車買い取り店に売って換金していたということです。2人は、犯行の動機について、盗んだ車を転売し、覚せい剤などを購入するために使ったなどと話しているということです。