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2025年07月02日(水曜日)
春闘賃上げ率 2年連続4%台 連合茨城
茨城県内の今年の春闘で、平均賃上げ率が2年連続の4%台になったことが連合茨城のまとめでわかりました。今年(2025年)の春闘では、茨城県内で、70の組合が賃上げを要求し、これまでに60の組合が妥結しました。定期昇給とベースアップ相当分をあわせた平均の賃金引き上げ率は4・40%、平均の賃上げ額は月額1万2441円で、去年(2024年)の同じ時期に比べて294円高くなっています。賃上げ率が4%を超えるのは2年連続です。最終的な結果は9月に判明する見込みです。
労働組合の中間報告をまとめる「連合茨城」では「1万円以上賃上げしたところが48%ある一方、1000円台の賃上げに留まっている中小企業が見受けられる。中小で企業の体力差が出ている」とした上、半数の企業がアメリカ・トランプ大統領の関税政策の影響を受けている、としています。