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2025年07月01日(火曜日)
通年屋内プール新設 阿見町方針 町内小中の水泳授業を集約 町民共同利用へ
阿見町が、通年で利用が可能な25メートル屋内プールを新設し、町内の10の小中学校で行われている水泳の授業を、集約する方針を明らかにしました。学校のプールは老朽化が課題となってきました。町民がプールを利用することも想定した「阿見町温水プール基本構想・基本計画」に盛り込み、最大22億円をかけ、2029年の開館を目指します。
町内の10の小中学校のうち、9校にプールがありますが、利用できるのは3校だけとなっています。しかも完成から最長で55年が経過しています。老朽化対策が課題となる中、対策について検討を進めた結果、町民との共同利用で、行政サービスの向上を図ることになりました。また、施設には温浴エリアやトレーニングエリアを設けて効率的な運用につなげ、災害時には、プールの水を生活用水に活用されます。予定地は、阿見中学校の敷地内です。