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2025年07月01日(火曜日)
茨城県、開発拠点拡充と雇用増で日本新薬に補助
茨城県は、7月1日、京都に本社がある日本新薬に対し、企業誘致施策の一環として1億1000万円の補助金を出すことを発表しました。研究開発拠点の拡充と雇用の増加が見込めるとしています。
日本新薬は、つくば市桜3丁目に、東日本地区の拠点施設「東部創薬研究所」を有し、DNAなどに直接作用させて、筋ジストロフィーなど先天性遺伝子疾患の核酸医薬品の研究を進め、2020年に日米で承認を得ています。日本新薬では、「東部創薬研究所」についておよそ20億円を投じ再来年(2027年)9月の稼働開始を目指して、動物実験などを含めた開発施設を拡充・改良することになりました。あわせて、現地で研究員など14人の雇用を増員することになりました。
日本新薬の中井亨社長は、茨城県庁で大井川知事から企業立地促進補助金の認定証を受け取りました。