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2025年06月27日(金曜日)

市民の健康寿命ながく 5年引き延ばす目標 市民参加で 筑波大とつくば市

つくば市とともに市民参加型の健康づくりを進めている筑波大学は、日常生活に制限のない「健康寿命」を5年引き延ばす目標を掲げました。生活習慣や健康状態を見直し、環境や食生活、感染症リスクなどの改善に向けた環境を整えるのが狙いです。

つくば市では市民参加型の健康都市づくり「つくばハピネスライフ研究」を進めています。心身の健康や幸福を指すウェルビーイングの研究を本格化させています。全遺伝情報であるゲノムなどのデータを創薬などに生かす企業連合も発足しています。先行調査では、認知機能の低下や睡眠障害のリスクを潜在的に持つ可能性があることが分かっていて、つくば市では2019年の女性の健康寿命が75.38歳と延伸傾向にありますが、厚生労働省の目標を上回る、健康寿命を5年引き延ばす目標を掲げることで、さらなる生活習慣や健康状態の見直し、環境や食生活、感染症リスクなどの改善を目指します。

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