ニュース

2025年06月25日(水曜日)

県・労働団体・経済団体 最低賃金の時給段階的に35円を引き上げ目指すと同意

県と労働団体、経済団体の三者が6月25日、最低賃金の時給引上げに関する会合を開き、今後5年から7年をかけて、段階的にあわせて35円分の上乗せを目指すことで同意しました。最低賃金の時給は、国や県の審議会が目安を示し秋以降に反映されるものです。茨城県内では、2024年、最低賃金の時給が国の増額目安50円を2円上回って過去最高の1005円となり、全国14位でした。

意見交換では、労働団体の「連合茨城」が「安定の巡航軌道にのせる正念場。賃金底上げの未組織労働者への波及を」とした一方、経済4団体は、「体力の弱い小規模事業の限界も踏まえた施策を県がすべき」などとしました。

新着記事一覧