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2025年06月25日(水曜日)
残業代未払い860万円 つくば市 3年間で
つくば市の社会福祉課職員の残業代、延べ24人に対するおよそ860万円が、未払いだったことがわかりました。期間は4年前の1月から去年の3月までです。つくば市は去年5月に問題を公表し、金額や期間に関する調査を進めていました。
つくば市によりますと、残業したら人事評価を低くするといった管理職の不適切な言動のほか、残業手当を申請しないよう求めたケースがありました。これとは別に、生活保護関連の業務に携わった際に支払う特殊勤務手当も、延べ17人に対するおよそ19万円が未払いでした。つくば市の規定に反し、生活保護費を口座振り込みではなく、ケースワーカーが受給者に手渡ししていたことも判明しました。五十嵐立青市長は「多大なご迷惑をおかけした」とのコメントを発表しました。今後、関係職員の処分を検討します。