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2025年06月25日(水曜日)
ライム病の患者 茨城県内で8年ぶり
ヨーロッパに滞在歴のある県内の男性がマダニに咬まれたことをきっかけに、だるさなどを伴ったライム病に感染したことがわかりました。茨城県内で発症者が出たのは8年ぶりです。
茨城県の感染症対策室によりますと、発症したのは、40代の男性で、5月中旬、ヨーロッパに滞在した後、6月中旬ごろ、全身にインフルエンザの際に出るだるさを感じ、紅斑も出るようになったため、医療機関を通じて国立健康危機管理研究機構で検査した結果、6月18日、ライム病と判明したということです。抗菌剤などの投与で、回復したということです。
茨城県では、野山に入るときは、肌の露出を少なくして虫よけ剤を適宜使用し、マダニに咬まれたことに気が付いた場合には、 無理に引き抜こうとせず速やかに皮膚科や医療機関で処置してもらってほしいとしています。