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2025年06月23日(月曜日)
2地区で未利用地活用へ 土浦市が要件緩和 商業施設や大型倉庫の立地可能に
土浦市は、大型商業施設が立地する高津地区と、工場の立地が進む大畑地区の地区計画を策定し、商業施設や大型倉庫の建設が出来るように土地利用の要件を緩和しました。高津地区と大畑地区はどちらも市街化調整区域ですが、近年、急速に都市化が進んでいます。
高津地区は「イオンモール土浦」の立地により、賑わいが生まれており、また、大畑地区は常磐自動車道の土浦北インターに近く、工場の立地が進んでいます。しかし、2つの地区とも利用されていない土地が多く、地域の優位性を活かし切れていないと指摘されてきました。今回の地区計画の決定により高津地区では、大型商業施設の建設が可能になりました。また、大畑地区では、大型倉庫の建設や流通拠点の整備が可能になりました。
土浦市は「まちづくりに向けた方針ができた。都市計画のマスタープランに沿って、地域環境の維持を図りつつ、活性化につなげたい」と話しています。