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2025年06月18日(水曜日)
「HAL」さらなる普及へ サイバーダイン 国立台湾大学・筑波大学と連携で基本合意
医療用ロボットスーツ「HAL」などを手がける、つくば市の「サイバーダイン」が、国立台湾大学と筑波大学との3者で国際連携のためのMOU・基本合意を結び、6月17日、記念のセレモニーを開きました。
「HAL」のほか、AI・人工知能を活用した「サイバニクス医療」などを通し高齢化が進む台湾での「HAL」の普及など、医療の支援環境の整備などにつなげるための、取り組みを進めます。基本合意は、サイバーダインと、国立台湾大学の医学部、国立台湾大学の「AI・先端ロボティクス研究センター」、筑波大学サイバニクス研究センター・人工知能研究センターが結びました。共同での研究を行うなどして、社会実装を深めるための、日本や台湾で、新たな研究領域「サイバニクス」分野の人材育成を進めます。サイバーダインは3月にも、筑波大学サイバニクス研究センター、台湾の輔仁大学、輔仁大学病院、そしてバイオ産業の活性化に取り組む「生物技術開発中心」を合わせた5者との戦略的パートナーシップを結んでいます。