収賄の疑いで坂東市職員を逮捕

坂東市が発注する下水道工事で、ライバルとみられる競合他社の社名や工事の設計金額を教えた見返りに、水道工事業者から、現金や軽乗用車を受け取ったとして、警察は、6月16日、坂東市職員の52才の男を、収賄の疑いで逮捕しました。逮捕されたのは、坂東市中里の坂東市道路建設課の主査、　戸髙千利容疑者52才です。

茨城県警捜査2課と境警察署の調べによりますと、戸髙容疑者は、下水道課に勤務していた2023年6月ごろから2024年12月ごろまでの間、十数回にわたり、市が発注した下水道工事に関し、競合他社の社名や事業の設計金額を漏らした見返りに坂東市内に本店がある水道工事業者から現金や軽乗用車、温水便座などあわせて27万円相当の賄賂を受け取った疑いが持たれています。

警察は、戸髙容疑者の認否を明らかにしていません。