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2025年06月13日(金曜日)
独1部のボーフムと提携 筑波大 サッカーの学生育成
筑波大学が、プロサッカーのドイツ1部リーグ・ボーフムと、5年間のパートナーシップ契約を結びました。サッカー部をはじめ大学運動部に所属する学生が休学や退学をせず留学し、ドイツの強豪クラブの育成システム、コーチング学、スポーツ心理学などを学んで、成長につなげる狙いです。国立大学では初のケースで、将来、サッカー部に所属する選手が在学中にボーフムでプレーする可能性もあります。
ボーフムには、元日本代表の浅野拓磨や小野伸二らが所属したことで知られています。サッカー部は、部員がプロジェクトチームで提携の活用法を議論しています。ボーフムは、プロサッカーチームのほかにバドミントンやバスケットボール、バレーボールなど12の種目を擁する総合型スポーツクラブとなっています。ボーフムは、現地のボーフム大学とのあいだでインターンシップの受け入れなど幅広い交流を進めていて、筑波大学はボーフム大学との協定で、連携する相手先となってきました。
筑波大学のサッカー部にはかつて、イングランド・プレミアリーグ、ブライトンで活躍中の三笘薫選手が所属していて、在学中の選手が海外リーグに加わることができるかどうかにも注目が集まります。