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2025年06月10日(火曜日)
東海村、山田修村長が4期表明で再稼働必要
東海村の山田修村長64歳が6月10日、4期目へ向けて立候補を表明し、「政治家・個人の立場」と断ったうえで、東海第二原発の再稼働が必要との立場を明らかにしました。これは、10日開かれた東海村議会で、最大会派「新政とうかい」の越智辰哉議員の一般質問に答弁したものです。
山田村長は、前村長の村上達也氏が引退した12年前の村長選挙で、再稼働に「中立」との立場で他の新人候補を破って初当選しました。現状、日本原子力発電・東海第二原発は、2026年12月に安全対策の工事が終了する予定で次に当選する村長が判断を求められます。山田村長は、今年3月の村議会で、次の村長選挙について「誰が立候補するにしても再稼働へのスタンスは明確にすべき」との考えを示していたため、今回の答弁が注目されていました。東海第二原発・再稼働の必要性を示しつつ村としての立場は別にあると語りました。