東京延伸効果、茨城県全域にも　 TX延伸議連　県議57人で発足

東京の秋葉原とつくば市を結ぶ、TX「つくばエクスプレス」の東京駅までの延伸実現を目指し、超党派の57人の県議でつくる「東京駅等延伸議連」が6月7日、発足しました。延伸の実現や、臨海部までの整備が計画されている新たな地下鉄との接続の実現に加え、茨城県全域に波及効果を広げようとの狙いです。

6月7日、設立総会が水戸市で開かれ、議連の会長には守谷市選出の県議、小川一成氏が選ばれました。茨城県は土浦駅への延伸と東京駅への延伸を同時に検討する計画実現を目指していて、議連の名称に「等」を加えることで、土浦駅延伸との一体整備の後押しを打ち出します。取材に小川会長は、東京駅延伸への意識をにじませていましたが、議連では利用促進など、茨城県全域での効果の引き込みを狙います。自らの活動のほか、茨城以外の地域の議員にも働きかけて、沿線が一丸となった要望活動を目指します。