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2025年06月06日(金曜日)

茨城県、ひきこもり支援環境にオンラインも導入

「ひきこもり」にある人の対応に市町村間の格差があるとして、茨城県は、相談を受ける担当者への研修にオンラインを活用するなどして、支援に乗り出すことになりました。6月6日開かれた県議会一般質問でいばらき自民党の長谷川重幸議員の質問に市村美江福祉部長が答弁したものです。

内閣府による2023年3月現在の推計値は、「ひきこもり」にある人が、国内でおよそ146万人おり、人口割であてはめると、茨城県は3万3000人と推計されます。「ひきこもり」の背景は、家庭の不和や困窮、いじめや不登校など孤立に繋がる複数の要因が絡みます。県の障害福祉課によりますと、社会生活が困難なケースが多く、医療支援や就労支援への判断など一人ひとりへの継続支援が必要です。

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