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2025年06月05日(木曜日)

東海村、現職の山田修村長が4期目出馬へ

東海村の山田修村長64歳が4期目へ向けて、6月中にも立候補を表明することが、ほぼ確定になったことが議会関係者への取材でわかりました。

山田村長は前の村長の村上達也氏が引退した12年前の村長選挙で、他の新人候補を破って初当選しました。原発の再稼働については「中立」の立場でした。日本原電東海第二原発は、来年12月に安全対策の工事が終了する予定です。山田村長は、今年3月の村議会で、次の村長選挙への立候補について、質問を受けた際、態度を明らかにしませんでした。その上で、「誰が立候補するにしても再稼働へのスタンスは明確にすべき」との考えを示しました。

関係者によりますと、山田村長は、6月10日の東海村議会で4期目への出馬を表明するとみられます。東海第二原発の再稼働については「原子力規制庁が安全に関して、問題がないと判断した時に、村として、再稼働の是非を判断できるように住民の意向を把握することに努める」とする内容で主要会派と調整しているということです。

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