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2025年06月04日(水曜日)
「柏原さんとの交流へ働きかけ」結城市長
結城市の小林栄市長は、「数学のノーベル賞」とも称される「アーベル賞」を日本人で初めて受賞した結城市出身の、柏原正樹京都大学特任教授について、市と何らかの交流ができるよう、様々な方面に働きかけをしていることを明らかにしました。6月3日の定例記者会見で述べたもので、「柏原さんに続く、子どもたちの無限の可能性を引き出す教育を進めたい」と語りました。
柏原さんは1947年に結城市で生まれ、代数解析学の分野で「D加群」と呼ばれる理論を確立したことが評価され、「アーベル賞」を受賞しました。柏原さんは、数学教育を重視するノルウェーの姿勢にも触れ、日本への懸念を打ち明けています。