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2025年06月02日(月曜日)
原電、東海第二の原子炉建屋でケーブル火災
(写真提供:日本原子力発電)
原電・日本原子力発電は、5月30日、東海第二原発の原子炉建屋で電気ケーブルの火災があったと発表しました。放射線管理区域内でしたが、外部への影響などはありませんでした。
5月30日午前9時45分ごろ、東海第二原発の原子炉建屋の地下1階で作業員が、電気ケーブルのトレイを溶接していたところ、協力会社が持ち込んだ溶接機につながったケーブルから発火しました。
現場では、50センチほどの炎があがり、7分後に消し止められましたが、原子炉格納容器の外壁から数メートルの場所で起きていました。 老朽化している原発では、電気ケーブルを燃えにくくする措置は長年の課題となっていて、原電は、今後、消防とともに原因を調べます。東海第二原発の、有田祐一副所長は、「重く受け止めている」とコメントしました。