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2025年05月30日(金曜日)
常磐道 仮称・つくばみらいスマートICで軟弱地盤の補強実施 開業時期未定に
つくばみらい市に建設中の常磐自動車道のスマートインターチェンジは、軟弱地盤の補強工事が必要になったことから開通が遅れていることがわかりました。当初、去年3月に開業を予定していましたが、軟弱な地盤が広がっていることが分かり、NEXCO東日本が、軟弱地盤の大規模な対策工事を行ったということです。新たな開通時期は未定となっているということです。つくばみらい市プロジェクト推進課では「関係機関との間で、早急に開通時期を詰めていく」と話しています。
進入路の建設地域に水田が広がっているため、地中の軟弱性に対応した地盤の密度を高めることで、道路の安定性を確保します。盛り土や道路構造物の荷重による地盤沈下の恐れがあり、工事を行ったということです。コンクリートの杭を打ち込むような工法で施工、地盤の密度を高めました。
仮称「つくばみらいスマートインターチェンジ」は、谷和原インターと谷田部インターの間に設置されます。上下線とも本線に直結した、ETC搭載のすべての車種が24時間利用できます。周辺では、農産物の加工・製造施設、物流施設、商業施設を設ける大規模開発計画が進んでいて、地域住民の大きな期待を集めています。